【要期限管理商品の期限・納品ルール】インクと食品の違いとは？
インクや食品って両方とも「要期限管理商品」？
そもそも要期限管理商品って何？
せどり始めたての頃、だれもが１度そう思ったはずです。
この記事では要期限管理商品について説明します。
私も要期限管理商品って名前を聞いただけで「難しそう」とスルーしていました。
これは非常にもったいないことです。
特にインクは回転が良く、期限が近づくと値引きされやすい傾向にあるため
要期限管理商品について理解をして利益商品を取りこぼさないようにしましょう。
要期限管理商品とは？
要期限管理商品とは、「賞味期限や消費期限」といった期限のある商品になります。
要は「食品」「ペットフード」などが「要期限管理商品」です。
少し紛らわしいのが「インク」の取り付け期限。
食品とインクは少し納品方法が異なるので注意しましょう。
【インクの納品】
インクには、期限がありますが「要期限管理商品」として納品する必要がありません。
インクは「標準商品」と同じ段ボールで発送可能です。
インク納品のルール
FBA倉庫に到着後、使用期限が60日以上残っていること
FBA倉庫に到着後で期限が60日以上残っている必要があります。
期限の短いものはなるべく仕入れないようにしましょう。
使用期限から45日を切ると販売不可となる
期限が４５日を切ると販売不可となります。
返送をかけなければ自動で破棄されてしまいます。
４５日を切ったらすぐに返送をかけましょう。
１回の納品ごとに同じASINの商品は全て同じ期限でないといけない
黒の丸部分に期限の入力が必要なため、同じASINの商品は期限をそろえる必要があります。
例えば「2024/01/31」の商品と「2024/3/31」の商品では、分けて納品が必要になります。
自己配送であっても期限の切れている商品はアマゾンでは販売できない
期限切れの商品はアマゾンにて販売することが不可能です。
出品不可商品と出品禁止商品
賞味/消費期限（「販売期限」を含む）を過ぎた商品。有効保管期間の残り日数が不足している商品。賞味/消費期限が消されているか、改ざんされている商品。
※Amazonコンディションガイドラインより引用
万が一、期限切れを仕入れてしまった場合はフリマ販売で資金を回収しましょう。
「期限切れでも良い」という購入者は意外と多いです。
ねらい目のインク
インクのねらい目は「箱の汚れ」「箱のつぶれ」などで激安になった十分に期限のある「未開封品」がおすすめです。
出品は「ほぼ新品」で期限や状態を詳しく明記の上、出品しましょう。
【食品の納品】
食品もインクと同じく期限がありますが、食品の場合は「要期限管理商品」になるため、
「標準商品」であっても食品は食品用の段ボールに分けなければなりません。
・「お菓子」と「ペットフード」は同じ段ボールでも可〇
注意点は、
・賞味期限の入力
・セット売りの場合は、賞味期限が隠れないように梱包する
・ケース販売・セット売りは「開封厳禁シール」を貼る
・要期限管理商品シールを張る
賞味期限の入力
黒の丸部分に賞味期限の入力が必要になります。
セット売りの場合は、賞味期限が隠れないように梱包する
例えば、２個セットの商品をラップやビニール袋に入れて梱包する際に、賞味期限が外側から見えていないと「納品不備」になってしまいます。
賞味期限がどうしても見えなくなってしまう場合は、
・日付スタンプで直接商品ラベルに印字
して期限が分かるようにラベルを貼って納品しましょう。
※ちなみに手書きは「禁止」なのでやめましょう。
ケース販売・セット売りは「開封厳禁シール」を貼る
セット販売やケース販売では、倉庫内で開封を防ぐために「開封厳禁シール」をはります。
貼らなくても納品されますが「納品不備」と指摘される可能性もあるため、
規約に従い「開封厳禁シール」は必ず貼るようにしましょう。
要期限管理商品シールを貼る
食品用に梱包した段ボールに貼り付けて発送します。
チェック項目が書いているので、発送前にしっかり最終確認をしましょう。
Amazonのマニュアルから印刷が可能です。
要期限管理商品の納品方法
最後に要期限管理商品の納品手順についてお伝えします。
「納品手順」
単体の場合
- バーコード部分に商品ラベルを貼る
- 賞味期限が見えるか確認する
- 個数を確認する
- 段ボールに「要期限管理商品」ラベルを貼り付ける
複数セットの場合
- バーコード部分を商品ラベルで隠す
- ハンディラップや袋で１つにまとめる
- ラップや袋の上に「複数カタログ用のASIN」ラベルを貼る
- 賞味期限が見えない場合は、印刷した賞味期限ラベルを貼る
- 「開封厳禁シール」を貼る
- 最後に「要期限管理商品ラベル」を段ボールに貼る
まとめ
今回は「要期限管理商品」についてお伝えしました。
インクと食品では、納品方法が違うことがお分かりいただけたかと思います。
特にインクは「要期限管理商品」かよく分からず、初心者がスルーしてしまいがちな商品です。
納品のルールや期限をしっかり理解して、高回転のインクを販売し利益を上げていきましょう。
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